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【おこめ券の使い方】使えるお店・コンビニ・お米以外で買えるもの

全国共通おこめ券

引用元:ごはん彩々

おこめ券」は、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)が発行するお米の商品券です。全国のお米屋さん、スーパー、ドラッグストア、デパートなど、ほとんどのお米取扱店で利用できます。

クレジットカードやギフトカード、電子マネーが使えないお店でも使用できることが多く、贈り物や企業活動などで幅広く利用されています。

この記事では、累計300枚以上のおこめ券を使ってきた筆者が、具体的な店舗ブランドを交えて、その基本情報、使い方、使えるお店、お米以外で買えるものについても幅広く解説しています。

 

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【おこめ券の基本情報】コンビニでの利用・おつり・有効期限など

おこめ券の基本情報

公式サイト ごはん彩々
発行元 全国米穀販売事業共済協同組合
利用可能店舗数 全国約3万店(推定)
主な
利用可能店舗
お米販売店、JA、スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、デパート、コンビニエンスストア(一部)など
額面金額 1枚:440円(1kg)
(旧券 520円・540円)
おつり(つり銭) 店舗ごとのルール
有効期限 なし
お米以外の
商品購入
店舗ごとのルール

 

おこめ券のコンビニでの利用について

全国展開のコンビニエンスストアでは、唯一、ファミリーマートのお米販売店舗でのみ、おこめ券の利用が可能です。

注意点は、購入できるのはお米のみでおつりがでない点

コンビニで、おこめ券が使えるだけでも良しとしなければならないのかもしれませんが、お米しか買えずおつりもでないのであれば、個人的には、わざわざ割高なコンビニで使う必要性を感じないのが正直なところです。

なお、北海道地盤のコンビニ「セイコーマート」では、おこめ券がお米以外の商品購入にも使えますし、おつりも出ます(埼玉・茨城の約100店舗も同様のルールであることを確認済み)。

 

おこめ券のおつりについて

発行元である全米販のQ&Aを引用します。

基本的にはお釣りをもらうことはできません。
額面(1枚:440円)以上の商品とお引換え下さい。

引用元:よくあるご質問 | ごはん彩々

おそらく、問い合わせの多い質問だと思われますので、発行元としては、「基本的にはもらえない」というしかないのもわかります。

ですが、おこめ券の取り扱いは、ほとんどお店側のルールに則って運用されており、おつりを出す出さないも自由にお店側が決めているのが実情です。

つまり、おつりを出すお店が多数存在するということです。

中には、ファミリーマートのようにおつりを出さないルールにしているお店もありますが、筆者が現在利用しているお店や過去に利用したお店では、確実におつりをいただいてきました

おつりのもらい方については、この後の【おこめ券の使い方】の中で合わせてご紹介します。

 

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おこめ券の有効期限について

おこめ券に有効期限はありません。

おこめ券は、昭和58年から発行されていて、額面金額の異なる「520円券」や「540円券」もかつては発行されていましたが、これまでに発行されたすべてのおこめ券が、今後も期限なしで利用できます

また、発行元の異なる全農の「おこめギフト券」についても同様です(次項参照)。

 

全農が発行する「おこめギフト券」について

全国共通おこめギフト券

もしかすると、存在自体をご存じないかもしれませんが、名前も見た目もそっくりな「おこめギフト券」という商品券が存在します。

こちらは、全農(全国農業協同組合連合会)が発行する商品券ですが、以下のリンクを試してみてください。

どちらも同じページ(全米販の店舗検索ページ)にたどり着くことが分かります。つまり、発行元や名前は違いますが、我々の使い方は全く同じであることを意味しています。

以前はなかったリンクですが、団体間で話し合いでも持たれたのでしょうか。いずれにしても使う側としてはわかりやすくなりました。

関連記事 【おこめ券】値段はいくら?種類は何種類?古いおこめ券は使える?

 

【おこめ券の使い方】使えるお店やお米以外で買えるもの

おこめ券が使えるお店(都道府県別一覧)

おこめ券取扱店のマーク

おこめ券は、全国のお米取扱店、JA(農協)、スーパー、ドラッグストア、デパート、コンビニエンスストアの一部など、ほとんどのお米取扱店で利用できます。

お店によっては、画像のステッカーが掲示してあるところもありますが、あっても気付かないことの方が多いので、当てにしない方が無難です。

多店舗展開している有名ブランドをいくつか抜粋してご紹介します。

  • スーパー
    • イオン、イトーヨーカドー、A-コープ、西友、マックスバリュ、ゆめタウン など
  • ドラッグストア
  • その他
    • ドン・キホーテ、東横イン など

 

詳しくは、都道府県別の「おこめ券が使えるお店」を参考にしてください。抜粋ではなく、公式サイトに掲載されているすべての店舗ブランドに独自調査を交えて掲載しています。

北海道・東北 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
関東 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
中部 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
近畿 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国・四国 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県
九州・沖縄 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

 

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おこめ券の使い方(店舗ブランド別・お米以外で買えるもの)

レジでお米の購入のためにおこめ券を出す。これは説明不要ですね。

この項では、おこめ券のお米以外での使い方を中心に、具体的な店舗ブランド、実体験、調査結果などをご紹介します。

まず、おこめ券はお米以外の商品の購入にも使えます

ただし、「おつり」と同じようにお店ごとのルールが存在し、ネット上のどこを調べても、公式に「お米以外にも使えるお店はここですよ!」と明記されたサイトは存在しません。

最も確実な方法は、自分自身で、電話または実店舗等で確認することです。

 

「サニー(西友)」でのおこめ券の使い方

筆者がおこめ券をよく利用するスーパー「サニー」でのルールをご紹介します。

サニーは、全国で300店舗以上を展開する「西友」系列のスーパーで、福岡県では「サニー」という店舗ブランドで運営しています。

まず、購入商品の中にお米関連商品(もち米・玄米なども)がひとつでも入っていれば、おこめ券を何枚使っても良いそうです(限度はあるでしょうが限度が決まっているわけでもない)。

ここでポイントになるのが、おこめ券の額面440円/1枚(1kg)。いくつか例を挙げます。

  • 500円のお肉を購入⇒おこめ券は使えず
  • 500円のお肉と500円のお米を購入⇒おこめ券を2枚(880円分)と現金120円で清算
  • 500円のお肉と500円のお米を購入⇒おこめ券を3枚(1,320円分)出して320円のおつり
  • 500円のお肉と380円のお米を購入⇒おこめ券を3枚出しても1枚返されておつりなし
  • 500円のお肉と381円のお米を購入⇒おこめ券を3枚(1,320円分)出して439円のおつり
  • 500円のお米と5,000円分のお米以外の商品⇒おこめ券を13枚(5,720円分)出して220円のおつり

こんな感じのルールになっています。肉ではなく、魚でも野菜でも構いません。

つまり、「お米以外で買えるもの」は、金券や指定品を除く店内全ての商品ということになります。

ただ、4万円以上の商品を買って、おこめ券を100枚出したらどうなるかわかりません。ルール変更のきっかけになってしまう可能性もあると思います。

  • 上記と同じ店舗で別の店員の方に再度質問してみたところ、おこめ券の利用は、お米関連商品に限ると言われました(店員さんによってルールが違うことは多々あります)。
  • ただ、お米以外の商品と同時でも、会計を分けたりはしないそうです。
  • おそらく、少ない枚数のおこめ券(お米の値段より安いおこめ券の金額)しか想定していないのだと思われます。

 

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「マックスバリュ」でのおこめ券の使い方

マックスバリュはイオングループのお店です。北海道から沖縄まで、全国700店舗以上を展開する店舗ブランドで、店舗によっては「マックスバリュエクスプレス」という店名の場合もあります。

使い方は、前項の「サニー」とはちょっと違います。おつりが出る点は同じですが、購入する商品が「お米またはお米関連商品(もち米・玄米など)」に限定されます。

  • お米またはお米関連商品の購入にしか使えない。
  • おつりは出る。

この使い方の調査は、福岡県のとあるマックスバリュで行ったものですが、全国的に同じルールかどうかは分かりません。

というのも、いくつかそう考えてしまう理由があるからです。例を挙げます。

  • マックスバリュの運営が、全国10以上の法人に分かれており、違うルールがあってもおかしくない。
  • 店員さんによって返事があやふや。おそらくルールの徹底ができていない。
  • 商品の購入時にレジ画面をチェックしていたところ、どんな商品でも、物理的にはおこめ券が使えそうだった(レジ係の方の操作次第)。

などです。あくまで推測ですので、利用の際には店員さんにお尋ねください。

 

「ディスカウントドラッグ コスモス」でのおこめ券の使い方

コスモスは、福岡県地盤のドラッグストアですが、現在は関東地方まで進出し、全国で1,200店舗を超えるまでに成長した企業です。

先ほどの「サニー」とは違い、「コスモス」では、購入商品の中にお米が入っている必要はありません。

全くお米と関係のない日用品や医薬品、食品、飲料等の買い物でもおこめ券が利用できます。

ただし、おつりは出ません。これも「サニー」とは違う点ですね。

ルールをまとめると、

  • すべての商品におこめ券が使える(一部除外品あり)。
  • お米を買わなくてもおこめ券は使える。
  • おつりはでない。

非常にシンプルなルールになっています。ただし、私が調査した店舗は、近所(福岡県)の2店舗のみです。全国1,200店舗に当てはまるかどうか分からない点をご承知おきください。

 

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「ドラッグセイムス」でのおこめ券の使い方

ドラッグセイムスは、(株)富士薬品が運営するドラッグストアチェーンで、グループ店舗数は全国約1,300店舗。

使い方はコスモスと同じ。

  • すべての商品におこめ券が使える(一部除外品あり)。
  • お米を買わなくてもおこめ券は使える。
  • おつりはでない。

調査は、福岡県内の2店舗です。全国に当てはまる保証はありません。

 

「ウエルシア薬局」でのおこめ券の使い方

ウエルシアグループは、北は青森県、南は宮崎県まで、全国約2,700店舗を展開する最大手級のドラッグストアチェーンです。

こちらも使い方は「コスモス」と同じ。

  • すべての商品におこめ券が使える(一部除外品あり)。
  • お米を買わなくてもおこめ券は使える。
  • おつりはでない。

調査は、埼玉県内の1店舗です。全国に当てはまる保証はありません。

 

「ツルハドラッグ」でのおこめ券の使い方

ツルハグループは、北海道から沖縄まで、全国で約2,500店舗を展開する最大手級のドラッグストアチェーンです。

こちらは、ツルハドラッグのQ&Aをご覧ください。

Q-14商品券・ビール券は利用できますか?

クレジット会社商品券(JCB、VISA,、三菱UFJニコス、各種GIFTCARD)、ビール共通券、サッポロビール券、おこめ券、おこめギフト券、ハーゲンダッツギフト券、コカコーラギフト券がご利用頂けます。
但し、お釣りをお出しすることは出来ませんのでご注意願います。なお、一部店舗でご利用頂けない場合がございます。
詳しくは、店舗にてご確認下さい。

引用元:ツルハドラッグ-Q&A

端的に言えば、こちらも前項までのドラッグストアと同様のルールとなります。

  • すべての商品におこめ券が使える(一部除外品あり)。
  • お米を買わなくてもおこめ券は使える。
  • おつりはでない。

 

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「ドン・キホーテ」でのおこめ券の利用について

また、人気が高そうな「ドン・キホーテ」での利用については、公式サイトのFAQに以下の記述があります。

ビール券・お米券はどの商品でも、どこのお店でも利用できますか?

ビール券・お米券は、酒類販売・お米販売を行っている店舗のみでご利用いただけます。
また、ビール券・お米券のご利用は、アルコール商品・お米商品をご購入時のみとなります。予めご了承ください。

引用元:ドン・キホーテ-FAQ

この記述では、お米を買わなければ使えないということはわかりますが、お米以外の商品も同時に会計できるのかどうかはわかりません。要確認です。

↑確認しました。

結論から言うと、私が確認した店舗では、「お米じゃなくても何でも購入できるし、おつりも出る」そうです。ホームページの記述も説明して、2度、店長に確認してもらいましたが、断言してもらえました。

迷惑になる可能性があるので店舗名は控えますが、おそらく、物理的には上記のことが可能で、あとは店長次第といった感じなのではないでしょうか。

お近くの店舗で確認してみてください。同じルールかもしれませんよ。


 

上記6ブランドの内容は、あくまでも個人の調査内容です。利用の際は、必ずお店ごとにご自身でご確認ください。

 

おわりに

おこめ券は、利用する層としない層がはっきりと分かれる商品券です。

前者は、日常的にスーパーを利用される方。もっと積極的におこめ券を利用して節約につなげたいという場合はこちら。

 

後者は、あまりスーパーを利用しない方。利用する機会がないから現金化したいという場合はこちら。

 

購入方法と換金方法、両方を把握しておくことが、「おこめ券」を使いこなして家計をレベルアップさせるための近道になると思います。

 

記事内容は、2022年10月現在が基準となっています。

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